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- ブランド名
- ThinkFun
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- 英語名
- Hypno Graph
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- 内容
- ゲーム盤、回転台、T字アーム、ギア13枚、ギア固定ピン6個、ギア回転用ハンドル、T字アーム-ギア接続ピン2個、T字アーム-ゲーム盤接続ピン、ペン固定具・T字アーム固定ネジ、ピン抜き(ピン締め)、ボールペン、専用紙20枚
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- サイズ
- 盤:38 × 19 × 1 cm
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- 箱サイズ
- 40 × 24 × 7 cm
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- 素材
- プラスチック、紙
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- プレイ人数
- 1人~
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- 対象年齢
- 8歳〜108歳
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- 国
- アメリカ(デザイン)
中国(生産)
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- 備考
- 輸入品のため、商品の仕様・内容物は予告なく変更される事があります。
アメリカの脳トレヒプノ・グラフ
商品番号 TF028
[52ポイント進呈 ]
歯車2つの最大公約数が描く図形のループ数となり、複雑な美しい図形を作り出すことができる、数学とアートが融合した実験ツール作図マシーン。コンピューターソフトが生み出すような図形を、自分の手を使って描くことができる画期的な描画ツールなのだが、もちろん先ずは描いてみてから、計算して図形の法則を知ってみよう。様々な色のペンを使って、図形を描いてアートを楽しむ。美しさには法則があると知った時、算数の扉はすでに開かれている!
ポイントは描き出す複雑で精緻な模様のパターン(繰り返すループ数)は、なんとギア同士の歯車の数の最大公約数であるということ。ギア回転により描き出されるこのツールの仕組みを理解して、描きたい図形を計算することで予測し、様々な可能性を実験してみよう。
追加の円形用紙はこちらよりダウンロードできます。
ヒプノグラフの開発者Joe Freedmanは、パートナーIlisha Helfmanと一緒に、目で見て楽しむ玩具やしかけ玩具などを作っています。彼は印刷業者や本のデザイナーとしてのキャリアも持ち、彼の手作りの本には、パルプ紙の絵やタイポグラフィーの印刷などが多く用いられています。ペインティング機械を作成し、それらの絵の基礎となる数学的要素を親しみやすいものにしたことでも知られている人物です。彼の外転サイクロイドは、今までの他のペインティング機械とは全く異なるユニークで変わった方法で絵を描くことができるのです。
ギア(歯車)は全部で13個。ギア本体に書かれてある数字は、歯車の歯数を表しています。
【基本的な遊び方】
まずは円い紙を回転台に挟み込んでセットします。
次はギア(歯車)を選びます。ギア本体に歯の数が書いてあります。ここではシンプルな模様を描くことをしてみましょう。45番ギアとハンドル操作用のギアの2つを選びます。
ハンドル操作用ギアの裏側に、ギア固定ピンを取り付けます。
ゲーム版の右下の溝に置き、回転台と噛み合うようにして固定させます。
ギア回転用ハンドルを、ハンドル操作用のギアの残っている穴に取り付けます。ハンドルを回すと、回転台がくるくる回ります。(もしハンドルが回転台にぶつかるようだったら、取り付ける穴の位置を変えましょう。)
同様にして、45番ギアを取り付けます。ゲーム盤の右上の溝に置き、こちらも回転台と噛み合うようにきちんと固定しましょう。
「T字アーム-ギア接続ピン」を45番ギアに取り付けて、ピンの凸部分をT字アームの端の穴にはめこみます。これがT字アームの支点となります。
ゲーム版の左の溝に「T字アーム-ゲーム盤接続ピン」をはめます。
「T字アーム-ゲーム盤接続ピン」に、T字アームの溝と接続させます。ペンを動かすと、ここがスライドしながら動き、ペンは自由に動くことができます。
ペン固定具をT字アームに取り付け組み立てます。T字アームとペン固定具にはメモリが書いてありますが、その位置を変えることで描く模様は変化します。
これでセットアップ完成!ハンドルを回して描いてみましょう。ギアを変えたり、ペン固定具の位置を変えるだけで、描ける模様は無限大です!
【ドライブギアを入れ替えると】
ドライブギアとは、T字アームの支点となっているギアのこと。「T字アーム-ギア接続ピン」を取り付けたギアになります。
先ほどの基本的な遊び方をもとにギアを3個に増やすと、より複雑な(繊細な)模様が描けるようになります。
この写真ではドライブギアを36番ギア、スライドギアを41番ギアにセットしました。ドライブギアとスライドギアを入れ替えると、描く模様はどのようになるのでしょうか。(ただしペンの位置は変えないようにします。)
ドライブギアとスライドギアを入れ替えてセットしました。ドライブギアを41番ギア、スライドギアを36番ギアとしました。
ドライブギアを変えて描いた模様の違いです。ドライブギアが36番の模様は外向きに広がっている図形となり、ドライブギアが41番の模様は内向きに集まるような図形になっています。このようにドライブギアを変えたり、同じセットのままでも、ペンの位置を変えるだけで、描く模様は美しく変わります。その変化をぜひ楽しんでください。
【ループ数を意図して描く】
ヒプノグラフでは、ドライブギアと回転台の歯のギア比によって、ループの数(同じ図形が繰り返し描かれる回数)が決まります。
たとえば4ループの図形を描くために、ドライブギアに45番ギアを用意します。実は、ループの数を計算で求めることができます。
回転台(ターンテーブル)の裏側には歯がついていて、その数は60です。回転台の歯の数60と、ドライブギア45の最大公約数を求めます。最大公約数の求め方は右の計算式を参考に、ここでは最大公約数が「15」となります。回転台の60を最大公約数15で除すことで、ループ数を求めることができ、この場合4ループの図形を描けることが計算から導き出せます。(4ループの図は一例です)
これらの法則を用いて、3ループ、5ループ、10ループなどの図形を描くことにチャレンジしてみましょう。
【2ループ】
【3ループ】
【4ループ】