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ローラーコースター・チャレンジ新登場!

2018.10.1

「ジェットコースターをプログラミングせよ」、これが問題です。これはアメリカの脳トレThinkFun(シンクファン)社の新ゲームRoller Coaster Challenge(ローラーコースター・チャレンジ)です。
すでにワクワクしませんか? ジェットコースターを設計するんです。あの登ったり落下したり回転したりするレールを繋いで、スタートからフィニッシュまで乗り物を滑らせるのです。ちなみにジェットコースターは和製英語で、本来はローラーコースターと呼ばれています。日本にローラーコースターが導入された時、とある遊園地がジェット機にちなんでジェットコースターと名付けたのが始まりだとか。さて、様々な思考力に向き合いゲームを開発するシンクファン社が、なぜローラーコースターでゲームを作ったのか。実はこの「ローラーコースター・チャレンジ」、人気ゲームのシリーズとして開発されたのです。そのシリーズは、「メイズ(迷路)シリーズ」。重力の迷路をプログラミングするGravity Maze(グラビティ・メイズ)は、様々な回路をもつ高さ違いのタワーを繋いで、ボールがスタートからゴールまでたどり着く立体迷路を完成させるというもの。しかもスタートとゴールを最初にセットし、与えられたタワーを全て使うことが条件で「どこに」「どの向き」にそれらを繋ぐかを考えるのです。見た目のキラキラ感と立体の迷路を考えるという設定の楽しさから本国アメリカでも大ヒットし、ヨーロッパでも大人気となっているゲームです。

そしてグラビティ・メイズの後継として満を持して開発されたのが、Circuit Maze(サーキット・メイズ)。そのテーマは、「電気回路をプログラミングする」というもの。グラビティ・メイズが立体迷路を作るというチャレンジだったのが、今度はLED電気を燈らせるために電極をプラスからマイナスに繋いで電気回路を作るという設定になったわけです。ゲームのルールは同じで、最初に設定された状態から、与えられたLEDライトや回路となる銅板を繋いで完成させるわけです。これは正解するとLEDライトが灯るので、達成感もありますね。理化学苦手も遊びで克服できるのもいいですね。

そして今回はジェットコースターをプログラミングする「ローラーコースター・チャレンジ」が誕生したのです。グラビティ・メイズサーキット・メイズは対象年齢が8~108歳で問題は4段階の難易度で合計60問のチャレンジ(問題)が入っていますが、ローラーコースター・チャレンジは対象年齢を2歳下げて6〜108歳で4段階の難易度で合計40問のチャレンジ(問題)が入っています。より小さい子から楽しめので導入編としてローラーコースター・チャレンジ、その後グラビティ・メイズサーキット・メイズ(あるいはその逆)という流れが良いかと思います。コンセプトは同じですが、楽しさが全く違うんですね。

シンクファン社の研究開発チームが4つのゲームで制作した巨大ジェットコースター

シンクファン社は、様々な思考力に向き合ってゲーム開発をしていると前述しましたが、思考力と言ってもそれは様々。論理的に物を考える思考力もあれば、批判的に物を考える思考力、推理・推測する思考力などなど。

ちなみに論理的思考力を鍛えるために開発されたゲームの代表はRush Hour(ラッシュ・アワー)、論理的推理力の代表ゲームはChocolate Fix(チョコレート・フィックス)です。そしてグラビティ・メイズサーキット・メイズローラーコースター・チャレンジは、論理展開力という思考力を鍛えるために開発されています。この論理展開力には、もちろん論理的思考力なども含まれるのですが、その論理的思考で物事を適切に、立体的に組み立てる力なのです。わかりやすく言うとアメリカなどでは人前で話すスピーチ力やプレゼンテーション力はこの論理展開力が必要と言われています。聴衆の属性を考え、テーマを選び、話の筋を組み立て、話の山場を作り、結論に説得力を持って結実させる。これらのゲームも問題にチャレンジする際には、ゴールから逆算して「その前はこうあるべきだ」と言う仮説を立て組み立てて考えることが必要になるので、論理的な展開力が身につくわけです。

長くなりましたが、とても魅力的なゲーム・シリーズです。お子様の論理展開力を身につけるために、またプログラミング的思考を学ぶ目的に、あるいは社会人のプレゼン・スキルをあげるために、そして何よりも楽しむために。秋の夜長にいかがですか?

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